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組合員を取り巻く「会社生活」「家庭生活」「社会生活」、この3つのステージが全て満たされてこそ、より自分らしく幸せな人生を歩むことが出来る(より大きな幸せを手に入れられる)と言う考え方の下、労働組合はより豊かな環境づくりのために、様々な取り組みを策定し、実行しています。
労働組合を動かしていくのは、組合員一人ひとりであることはいうまでもありません。しかし、いつも全員がそれぞれの決議、あるいは運営に参加して決定することは不可能です。 そこで、それぞれの職場の代表を選んで、間接的に参加していくことになります。組合員一人ひとりの意見は、その人たちを通じて反映されるという仕組みになっています。
労働組合は一人ひとりの労働者が集まってできています。人生の大部分を占める会社生活の中で、会社に言いたいことがあっても、 一人ひとりが直接社長や役員とかけ合うわけにはいきません。一人ではできないことを、みんなで力を合わせて行っていくのです。 労働組合は、みんなで考え、意見を出し合い、みんなの考えとして、会社と話し合っています。
経済的な地位や立場の違う労働者と使用者とでは、1対1ではどうしても使用者が有利なので賃金、その他労働条件を決めるときには、使用者の有利な条件、つまり労働者に不利になりがちです。 そこで、労働者が団結し、その力を利用して使用者と実質的に対等な立場にたって交渉し、労働条件の維持改善をはかっていくことが必要になっていきます。会社が繁栄することは、組合員の生活向上につながるという基本的な考え方をもって、会社の経営方針や生産計画など、諸施策に対して意見反映を行いながら会社と協議しています。
組合員の方々の社会生活をサポートする取り組みについてご紹介します。